空手道 空優会
大雪 初候
閉塞成冬 そらさむくふゆとなる
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる。
空は重たい雲に覆われて、生き物はじっと身を潜めています。
閉じる、塞ぐ、と拒絶されるような、寂しいイメージですが、この塞ぐという言葉を、寒さから人々を守るという意味でとることもできるそうです。
曇り空も好きです。
青空が見えない、星が見えないからといって、空を見上げないのはもったいない。
空に幾重にも重なる雲たちは、ゆっくりと動く雲、流れるように早い雲、灰色の濃さも様々で、一つとして同じものはない。
雲の途切れが見えない、絵の具で塗ったような日でも、目の高さと頭上とでは色が違い、また独立遊軍の雲はないかと探すと、ところどころに濃い小さな雲をみつけられたり。
曇天の躍動感に、パワーを感じます。
そんな曇りの日は、明かりが要らないはずの日中に、部屋で電気をつける特別感と、また寒い寒いと皆で言いながら暖かい紅茶を飲んだり、ちょっとしたことが普段より幸せで…なんだか、全体が幸せです。
毎日の繰り返しの中に、幸せは潜んでいますね。今日も元気に頑張りましょう!
Facebookはこちら

