空手道 空優会
おはようございます。
以前もご紹介した、かさね色
ちょうど雪が降りました 今の時期は「雪の下」
雪をかぶった梅の色です。
梅は清らかさの象徴。その姿も香りも高貴で
「めでたきもの」とされる「松竹梅」のなかで梅は清友とも言われています。
梅の花は、ごくわずかな気温のゆるみを感じ
木の花の中では、どの花よりも早く咲き始めますが
しばしば昨日のように、咲いた後に雪が降ります。
一度咲き出した梅の花の上に、雪が降り積もる。
その「雪中の梅」が、かさねの色目に表現されています。
表が白、裏が薄紅。
真っ白な雪。
その下にある紅梅の色が「雪の下」です。
雪をかぶった梅の花は、縮み上がるよう花びらが凍りつきますが
雪が溶けると、そこからさらにたくましく咲き出して
春には見事に満開の花を咲かせます。
そんな梅の花の姿に、どれだけの人が励まされたことでしょう。
自然とは、素晴らしい。
人間も自然の一部。
この自然界と共に、古を稽えながら大切に毎日を送る。
苦境にあっても決して負けず、辛抱強く学び、稽古し、心の花を咲かせる。
空手もそういった自然の摂理の中にあるのではないかと思います。
今日はいつもより増して、美しい青空です。
足元に気をつけて
いってらっしゃい!
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