空手道 空優会

小雪 初候
虹蔵不見 にじかくれてみえず

 

曇り空が多くなる頃。
陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。
見ることができても、ぼんやりとすぐに消えてしまい、夏の虹のようにくっきりとは見えません。

 

「虹」という字は虫編が使われています。
昔、虹は空に住んでいる蛇と見なされていました。
蛇も虫の中の1つと思われていたようで、虫編がついています。
「工」は天と地を結んでいる形なので
「天地を結ぶ蛇」が「虹」となったのだそうです。

 

天と地を結ぶ
これは、武の最終的なかたちかもしれません。
水が上から下へ流れるように
玉がコロコロと傾けた方へ転がるように
そういった自然の摂理に従って、流れのままに。

 

皆さま
今日も肩の力を抜いて、自然に自然に。
良い週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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