空手道 空優会
おはようございます。
私の好きなお花の一つに、彼岸花があります。
サンスクリット語の音写で曼珠沙華とも言い、天界の花と呼ばれています。
小さい頃から曼珠沙華は普通のお花より身近でした。
夏が終わると、祖父の御寺の周りにたくさんの曼珠沙華が咲き
とても美しいけれど、秋のひんやりした風とともに、少し寂しい、悲しいような気持ちになりました。
曼珠沙華は「見る者を悪業から離れさせる」力があると言われています。
空優会の指導員には、たくさんの約束事がありますが、その中の一つに「悪を許さない」という言葉が入っています。
子どもたちに、空手道を通し生き方を指導していく人間が、目の前の「悪」に屈したり、我関せずと見て見ぬ振りをしたりすることは絶対にできません。それはとても強い意志であり、義務です。
力の強い者ではなく、正しい選択をする人を支持する。千万の敵が居ても、正義のためには1人でも立ち上がる。
空手道の師範とは、そんな心意気を持った、ある意味頑固で、真っ直ぐな人間でなければいけないと思っています。
また、私たちの中にそれ以上に優先されるものはありません。
この生き方は時にとても大変ですが
天界の花、曼珠沙華を見るたびに、改めて心に刻む教訓です。
みなさま
今日は自分の中の悪を、一つ退治してみませんか?
退治して空いたスペースに幸せが舞い込むかもしれません。
今日も元気にいってらっしゃい!
写真:七色はらっぱ より
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