空手道 空優会
おはようございます。
昨日のお話の続きです。
空手を始めたころ、お世話になった先生が次のようにおっしゃっていました。
気合いというのは、バケツに入った水と同じ。
バケツにいくら水を入れても、バケツの底に一ヶ所でも穴が空いていたら、そこからどんどん水が流れて出ていってしまう。
皆んなが気合いを入れて稽古してても、1人でもやる気がない、気が抜けている人間がいると、そこからどんどん気を吸い取られてしまう、という話でした。
これは、号令をかけてみるとわかります。
気迫に溢れた号令をかけたときの皆の突き蹴りと、気の無い人間がかけた号令での突き蹴りは全く違います。
空中に集まっていた熱い気が、洗面器にシュイッと吸い込まれる水のように、無くなる瞬間です。
自分くらい、いいや。
わかりゃしない。
誰も見てないだろう。気がつかないだろう。
そんな「その他大勢の中の一人」のような気持ちでいたら、とんでもない。
あなたは重要な存在である。
責任がある。
あなたが気を抜いたら、この熱は消えてしまう。
空優会は一人一人がその気持ちでいます。
そして一人一人、全員が重要な存在です。
「空優会にその他大勢はいません。」
自分はとても大切で重要な人間だ、それを常に胸において、生活して頂きたいと思っています。
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