空手道 空優会

おはようございます。

 

12月になりました。
少し暖かい日が続きましたが、今朝は冬らしい冷え込みで、いよいよ冬の扉が開かれた、そんな予感の朝です。

 

ところで、最近ニュースで「礼」という言葉を耳にしました。
下の者が上の者に礼を尽くす
本当に大切なことです。
年齢差×365日長く生きており、×3回ご飯を食べている、それだけで自分よりはるかに知識、知恵、経験が豊富で、自分より努力の回数、我慢の強さ、修行の年月が違います。
なので「先輩」「先生」と呼ばれ、尊び、敬うのです。
しかし実際、自分以外のものは全て先生かも知れません。人のふり見て我がふり直せと言いますので、年上も年下も、場合によっては動物だって、花や草木もみんな先生です。

 

しかし、自分が「先生」「先輩」と呼ばれるようになったら、気をつけなくてはいけないことがあります。
自分が礼を尽くしてもらえる存在でいなくてはいけない。
先輩でいたいならば、後輩を大切に育てなければいけないし
先生でいたいならば、それなりの責任ある行動をとらなくてはいけません。

 

その義務を果たし、初めて先輩・先生と呼ばれるに相応しい人間になれます。
先に生まれただけで無条件に後輩から尊敬をもらえるわけではない。
そこを忘れてはいけないと強く思っています。

 

そうでないと先生なんて「先」に「生」まれただけの人。先輩なんて先の「輩」です。

 

これは恩師の飯田師範もよくよくおっしゃいました。これからも自分自身の肝に銘じ、そして子ども達に伝えてきたいと思います。

 

 

 

 

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