空手道 空優会
おはようございます。
昨日は大学の稽古に参加しました。
週末は4年生最期の大会、学生の全日本団体戦です。
久しぶりに大好きな恩師、飯田先生にもお会いして、心の充電をしてきました。
飯田先生は
空手を始めて間もない七級審査の時
審査員の有名な先生から
「君みたいに遅いヤツは、見たことない」
とご指摘を受けたそうです。
飯田先生はその先生がいうなら間違いない、と思い、それから「遅い人間が早い人間に勝つにはどうしたらいいか」を考えたそうです。
遅い人間が早い人間と勝負するには近づくしかない。100メートル走は勝てなくても1メートル走なら勝てるかも知れない。
しかしこっちが近づくと、相手は攻撃してくる。
だからそれを受けなければ、やられてしまう。
どんな近くから攻撃されても受けられるように、受けをたくさん稽古しよう。
そのように考え稽古し「受けの飯田」と言われるくらいまでの受けの達人になり、第一回の全日本選手権大会で見事に優勝されました。
「欠点を長所に変えることもできる」
飯田先輩は、七級のときに言われた一言のおかげで優勝することができた、とおっしゃいました。
遅いという欠点を克服しようと努力したことで、受けという自分の長所ができた。
大切なのは、しっかりと自分を受けとめることだな、と思いました。
悪いところを受けとめ、どうしたら良いかを考える。自分を認める第一歩かもしれません。
皆さま
今日は自分の欠点を見つめてみましょう
もしかしたら、それは長所のタネかもしれません。育てれば、花が咲く。
今日も元気にいってらっしゃい!
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