立冬

冬が始まる頃
木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、初雪の知らせが聞こえてくる。
真冬の寒さに備え準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。

空手は冷え症の方にも、とても効果があります。
今思えば、私はひどい血行障害でした。
寒い時期になると、両手両足、五本の指すべてに酷いしもやけが出来てしまい、授業中でも寝るときでも、痛いしかゆいし、もう辛くて辛くて、泣きながら、よく母に手を温めてもらったものです。

空手を始めたのも寒い時期でしたので、氷より冷たいような床に裸足、これはこれは、また酷いしもやけになる、と覚悟しました。
しかし驚くことに、空手を始めてから
手も足も、しもやけが出来なくなりました。
今年はしもやけにならなかった…あんな冷たい床なのに！と驚きました。

裸足で動くことで足の裏を刺激し、足のたくさんの関節を動かすので、内部から温まり
そして負荷をかけることにより、毛細血管も拡張し、血流が良くなるのだと思います。
どんな外部からの刺激も一向に効果がなかったのに、空手を始めてからはピタリとならなくなりました。

空手道で身体の中のエネルギー、人体の自然治癒を高める。
身体に冷えを感じている方、空手を始めてみませんか？
冬が終わる頃に、昨年との身体の違いを実感されるのではないでしょうか。

今日も背筋をピンとして
元気にいってらっしゃい！