港区赤坂 六本木)月末 5週目 自主稽古
5週目は自主稽古!
あえて自主稽古の日を作っています。
武道で自主稽古はとっても大事です。
人に言われてやっているだけでは、いつまでも口を開けてピヨピヨと親鳥を待つ、身体だけ大人になった、飛び立てないヒナのままなのです。
空優会の指導員は、特に成人を指導する場合、すべてを言葉で伝えるよう、努力しています。効果音は、効果音でしか伝えられないイメージ、感覚以外には使いません。
ここ、とか、こう、とかも使うべき時と判断した時しか使いません。
使ってしまったときは、しまった…と思いますし、他の指導員も、やべぇ、チラリ、とこちらを見ます。
技をビジュアルで覚えるのではなく、言葉で覚えてもらいます。
頭で理解すると、身体で表現しやすくなるし、間違いを修正しやすくなるからです。
その昔、廻蹴りをこう蹴る、と見せて真似させたところ、全くと言って良いほど別ものになってしまいました。
あらら…と思い、今度は実際は蹴らず、武器、蹴りの順序、コースを追ってゆっくりと説明しました。
すると
あーなるほど。先生、仕組みがわかりました。
あとは練習します。
ポンッ
と、素晴らしい蹴りを放った人がいました。
言葉で説明してるから、言葉で覚える。
ビジュアルでこんな感じ…と覚えた技ほど不安定、不正確なものはありません。
言葉で覚えれば、正確で、忘れません。
そして何より自主稽古が出来るわけです。
なので、これはもう1000回は言っている、というような事を、えーと、何だったっけな〜、とか、なるほど!初めて聞きました、先生、毎度新鮮です、なんて言われると少しガクッときます。
まぁいいとして
身体の使い方、自分で足りないところ、覚えたい部分、いつも注意されてるけど直らないところ…
自分がどうしたら出来るようになるか、克服するために階段を一段、二段と下げて、自分自身の稽古方法を考えてみましょう!
また、空手が楽しくなりますよ!
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