港区赤坂 六本木)
最近、水曜は組手中心のお稽古です。
入会したとき、明日にもアキレス腱が切れるかも知れないのですぐにでも保険をかけてくれとせがんだわりにそれから数ヶ月間一度も稽古に来なかった井Uさんは、組手が大好き。
大会が近づくと熱心に稽古に参加し、終わると来なくなるので
「大会のためのお稽古ではないんですよ」と断るごとにチクチクと注意。
すると昨年1月「先生、僕は心を入れ替えました」と宣言。よく参加するようになりました。
大会前日のお稽古で
「井Uさん、どーせ明後日から来なくなるんですよね。」なんて冗談で言うと「もう心を入れ替えましたので!」「そうですか」
みんなにも「いやー変わりましたね井Uさん〜」なんて言われ…
大会では準優勝!すごい!
そして大会の次の日…
カラカラカラと扉が開いて
あ!井Uさん!本当に来たの?偉いね!
「先生…あの、今日は心と身体がバラバラで」
全身筋肉痛で普段の生活に支障をきたしている様子。
「休んでいいのに…」
「いや、絶対に行かないと、と思って…」
帰っていいですよ。
失礼します。
そんなやり取りをした、心を入れ替え真面目になった井Uさんです。
しかしここ最近、また井Uさんを見ない。
指導員にその話をしたら、水曜は時々来てますよ、とのこと。水曜のメンバーはメンホー持って来たい、とか盛り上がってるんですよ、だそうだ。
ふーん…。と思っていた少し前の金曜の夜、超久しぶりに井上さんが稽古に参加。
半身正面月間でしたし、久しぶりの井Uさんさんなので大サービス。
まさにうぉぉぉ…とフィーバーしたお稽古でした。
しかしその次の週の金曜日。
稽古の少し前に道場の前で井Uさんを発見。
井Uさん!と呼ぶと
あ、先生、押忍…と言いながら通り過ぎようとする
「あれ!どこ行くの?」
「いや、今日はちょっと…失礼します」
「えっ帰るんですか?嘘でしょ?」
「いや、今日はちょっと…」
と話してる間も足を止めることなく去って行きました…
先週の自主稽古日、皆の様子を見に道場へ顔を出すと、ギョッとした顔の井Uさん。
気持ちが顔に出ちゃってますよ、いやいや、そんなことないですぅ、なんてやり取り
少し経って井Uさんが師範台のほうへ来て
「先生、港区の試合に申込みたいんですけど」
「…わかりました。出場するのですね。…ということは、これから井Uさんがまたお稽古に参加するようになる、ということですね?」
「はい!そうです。」
「そこはハイ。じゃないでしょ!」
そんなやり取りをした、逆戻りした井Uさんに会いたい人は、空優会まで。。。
オース
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