空手道 空優会
おはようございます!
昨日、一月は睦月
「身分や年齢をこえて仲睦まじくする」月
という話をしました。
天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず
そもそも人は平等ですが
人間社会を送る上で必ず身分というものはついて回ります。
私の最初のお弟子達は10人ほどの成人男性でした。
一期生なので、もちろん横一列。
皆、一から学ぶ同級生です。
会えばキャッキャとジャレ合い、冗談を言いながら肩を叩いたり
だんだんと親しくなり、家族並みの絆で強く結ばれました。
ある日の飲み会で、相変わらず空手談義に花が咲かせていましたが、ふと、このメンバーの話になりました。
空手のおかげでこんな仲良くしてもらってるけど
「普通だったら口もきけない…」人や
「仕事だったら2ヶ月待たねば会えない」人がおったそうです。
「空手ってすごいな…」
改めて、皆がそう言いました。
空手は ただ
白い道衣を着て 帯を締め
己の道をひたすら歩む
その空間に身分などありましょうか。
そして道衣を着て汗を流し、拳と拳を交えた仲間は特別で、そして永遠です。
その「普通だったら口もきけない」弟子は
私にこう言いました。
「僕はこの空手の仲間を
人生で最後の友達だとおもっています。」
この言葉を私は生涯忘れません。
そんな素晴らしい空間に居られることに感謝。
今日も、良い一日を自分の人生に積み上げて。
いってらっしゃい!
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